乳酸菌たっぷり!水キムチの材料と作り方

キムチは朝鮮半島でおもに作られる漬物ですが、よく知られている白菜キムチの他にも、さまざまな種類があります。キムチは腸内環境を整える最強の発酵食品。キムチは食べたいけど「ニオイが気になる」「辛いのが苦手」という人にもおすすめしたいのが水キムチです。植物性の乳酸菌たっぷりなので、腸活にぴったりのマストアイテムなのです。

 

水キムチとは?

韓国の家庭では夏によく作られる定番のキムチです。キムチと名前がついていますが、全く辛くないのでお子さんでも食べられます。上新粉などを使って作るのが一般的ですが、米のとぎ汁を使えば、簡単にしかも1日、2日でできあがります。漬け込んだ野菜も美味しいですが、漬け汁も美味しいので残さず飲んでください。発酵しているので微炭酸のようにガスがパチパチいいます。

乳酸菌は腸内環境を整えますが、いつまでも腸内にとどまるわけではないので、毎日摂取する必要があります。手軽に作れる水キムチを常備菜として活用しましょう。

 

水キムチの材料

材料:きゅうり、大根、ニンジン、パプリカなどお好きな野菜(漬物に使う野菜であればたいていはOK)。りんご1/4個(梨でもOK)、ニンニク1片、生姜1片、米のとぎ汁500ml、塩小さじ2、砂糖小さじ1、保存容器、お好みで赤唐辛子1本

 

水キムチの作り方

米のとぎ汁を鍋に入れます。とぎ汁は濃い方が良いので、しっかりお米を研いでください。塩と砂糖を加えて中火にかけます。煮立ったら火を消してしっかり冷まします。野菜を洗って一口大の乱切りにします。大根やニンジンは太めの千切りにします。野菜は新鮮なものを使いましょう。りんご、生姜は皮付きのまま薄切りにします。梨を使う場合は皮をむいて少し厚めの薄切りにしてください。ニンニクは皮をむいて半分に切ります。

 

保存容器は煮沸消毒するか、アルコールスプレーで消毒しておきましょう。発酵食品を作る際には、できるだけ雑菌が付着しないように、手を綺麗に洗い、保存容器もきちんと消毒するのがポイントです。保存容器にカットした野菜を入れます。りんご、生姜、ニンニクも加えます。赤唐辛子を加えたい場合はこのタイミングで加えます。唐辛子は洗って種を取り除いておきましょう。材料をすべて保存容器に入れたら、十分に冷ましておいた米のとぎ汁を加えます。材料がすべてひたひたに浸るようにしてください。空気に触れないように、汁を注いだ上に密着するようにラップをします。保存容器の蓋をして、常温で1日おいたらできあがりです。直射日光のあたらない場所に置いてください。できあがったら冷蔵庫で保存しましょう。暑い日は常温に置いておくと発酵しすぎるので、2、3時間常温に置いたら、冷蔵庫の野菜室に移しましょう。汁にたっぷり乳酸菌が入っているので、食べる時は汁も一緒に器に盛り、スプーンで残さず飲み干しましょう。夜食やおつまみにもぴったりです。冷麺にしても美味しいです。