意外と簡単!お腹のガスを出す方法

ガスでお腹がパンパンになるのは

お腹にガスが溜まってパンパンになることがあります。おならになって出てしまえばスッキリするというものですが、何故かお腹に留まって出てくれないという困った状態です。あまりにも溜まればお腹が痛くなってきますし、そうなると病気なのではないかと心配してしまうという方もいるのではないでしょうか。

もちろん、消化器系の病気が原因でガスが出やすくなるということはありますが、長期にわたった症状などではない限り、病気の可能性は低いかもしれません。とはいえ、痛みを伴うのであれば一刻も早く解消することが必要です。

 

お腹にガスが溜まる原因

お腹がパンパンになるほどガスが溜まるのは、食生活に原因があることが多いです。例えば長時間のデスクワークが挙げられます。長い時間座りっぱなしだと、胃腸が圧迫され続けてガスが排出されづらくなるからです。座っている上に猫背という方はより一層ガスが溜まりやすくなっています。また、食物繊維や肉類の摂り過ぎもガスが発生しやすくなります。食物繊維であれば臭いのないおならが出るだけですが、肉類が原因の場合はおならがとても臭くなるので要注意です。これは、腸内の悪玉菌が、肉類を分解する時に分泌される胆汁を好むことが原因です。しかも、肉類を毎日食べる人には便秘症の人が多く、便秘をするとおならの臭いは非常に強い悪臭になってしまいます。

 

お腹のガスを簡単に解消するには?

そんな溜まったお腹のガスは、家に一人でいる間にすっきり出してしまうのと人前で困ることがありません。人前でおならが出てしまうのではと気にし過ぎれば、それがストレスになってさらにガスが溜まりやすくなります。ガスを出すやり方は意外と簡単で、床にうつぶせになってゴロゴロするだけです。デスクワークでお腹を圧迫している方には特にオススメで、うつぶせになっただけでお腹が伸びるのがわかるはずです。大腸はお腹の周りを時計回りにぐるりと取り囲んでいますが、長さは1.5メートルにも及びます。曲がりくねるようにして収まっていることから、圧迫し続ければたちまちガスは排出されずに居座ることになるのです。そこで、うつぶせになってお腹を伸ばし、ゴロゴロと転がれば腸に留まったガスが移動して肛門から出て行きやすくなります。

より効果的にガスを排出させるには、うつぶせになって最初に5分程度リラックス時間を設けるようにします。その後、まずは左右どちらかにだけゴロゴロと転がります。そして、再びうつぶせで5分程度休んでから、逆方向に転がってまた休む、というのを何度か繰り返してみてください。コツは、全身を使ってゴロゴロすることで、食事の直後は避けるようにします。オススメのタイミングは朝起きた時で、ベッドに転がって行えばスムーズなお通じにもつながります。おならは便と一緒に出ることが多いので、朝ごはんもしっかり食べるようにしましょう。そして、トイレに腰掛けたら上半身を左右にひねってみるのも効果があります。