発酵調味料も腸活におすすめ

発酵調味料の選び方

腸活には発酵食品が良いと言われていますが、昔から日本にある発酵調味料もうまく取り入れると良いです。発酵調味料というのは、味噌や醤油、みりん、お酢です。発酵調味料にも良いものとそうでないものがあり、きちんと見分けて選ぶことが大切です。

醤油であれば、1年以上発酵させて作った本醸造を選ぶと良いです。たいていパッケージに記載してありますが、原材料を見てもわかります。原材料に、大豆、小麦、食塩とあるものを選びましょう。アルコールが添加されていないものを選ぶことも大切です。

味噌は半年以上熟成したものが良く、原料に調味料やアルコール、酒精が無いものを選びましょう。また、発酵を止めているものもあるので、「要冷蔵」と書かれているかとか、空気穴があるものかどうかもチェックします。

みりんは「本みりん」と表示があるものを選びます。原料にもち米や米麹、米焼酎とあるものが、伝統製法の本みりんです。

お酢は原料が米、あるいは玄米のみのものを選びましょう。アルコールを使ったものは速醸法で作られたお酢で、1ヶ月ほどで完成させたものです。純米酢は150日ほどかけて作られるのが普通です。

 

発酵調味料を手作りしてみよう

腸活のために、発酵食品を積極的に摂る人が増えています。中には、発酵調味料から手作りして使うという人も出てきました。手作りなんて手間や時間がかかって難しいのではと思われがちですが、味噌や醤油を手作りしている人はどんどん増えてきています。

醤油の作り方は意外と簡単で、醤油麹と天然の塩、そして水を用意すれば作れます。塩を水で溶いてよく混ぜます。この時、手で混ぜるのがポイントです。自身の常在菌が入り、世界に一つだけの醤油ができます。あとは塩水に醤油麹を混ぜ込むだけで良く、最初の1週間は毎日かき混ぜて放置すればできます。味見してみて、おいしくなったら醤油もろみの完成で、これを絞ると醤油になります。絞らなくても、そのままもろみごと食べることもできます。

 

発酵調味料をうまく使って腸活を

発酵調味料を毎日の食事に取り入れると、自然と腸活ができます。味噌なら味噌汁にすれば、手軽に発酵食品が摂れます。味噌も醤油もいろんな料理の味付けに使えますが、塩分のことも気になるので、摂りすぎには注意しましょう。塩分の摂りすぎが気になる人は、お酢を積極的に使ってみると良いでしょう。お酢には塩分が含まれていませんので、量を気にすることなく摂ることができます。

日本の食卓には、昔から発酵食品や発酵調味料を使った料理がたくさん並んでいました。大変健康的なメニューなので、その頃の食卓を参考にして献立を考えてみましょう。今はファストフードも豊富にあり、いろんなものが食べられますが、腸活のためには昔の献立に近いものが良いのです。発酵食品や発酵調味料を使ったレシピは、インターネットで検索してもいろいろと出てきます。これらを参考にして、腸活メニューを作ってみましょう。