甘酒ドリンク&甘酒を使った和食の腸活おかず

日本人女性の半分以上は慢性的な便秘に悩んでいるといわれています。男性に比べると女性は腹筋が弱いので、便を出しにくく、女性ホルモンが腸のぜん動運動の働きを妨げているために、便秘になりやすい傾向があります。また、無理なダイエットやストレスも便秘の原因になります。甘酒を使った腸活料理でデトックスしましょう!

 

甘酒はなぜ腸活にいいのか?

甘酒にはグルコシルセラミドという成分が含まれています。このグルコシルセラミドは腸内で善玉菌の一種であるブラウティア・コッコイデス菌のエサとなることが近年の研究で分かってきました。この善玉菌が増えると炎症が抑えられて腸内が健康に保たれます。さらに、甘酒には乳酸菌やビフィズス菌など代表的な善玉菌のエサとなるオリゴ糖も含まれています。

甘酒にはさらに、レジスタントプロテインという成分が含まれます。レジスタントプロテインは食物繊維と同じような作用を持つため、お通じを良くするのに役立つのです。

 

腸活におすすめ甘酒ドリンク3選

「甘酒パイナップルドリンク」材料:甘酒200ml、パイナップル1/4個、氷適量。作り方:適当な大きさに切ったパイナップルと甘酒をミキサーにかけます。氷を入れたグラスに注いで完成です。

「甘酒ヨーグルトドリンク」材料:甘酒80ml、プレーンヨーグルト50cc。グラスに甘酒とヨーグルトを注いでよく混ぜます。お好みでレモン汁を加えてもいいでしょう。

「甘酒豆乳ホットドリンク」材料:甘酒50cc、豆乳50cc。マグカップに甘酒と豆乳を1:1の割合で注ぎ、よく混ぜます。レンジで温めたら完成です。

 

甘酒を使った料理のレシピ3選

「甘酒とかぼちゃの煮物」材料:かぼちゃ1/4個、甘酒大さじ4、醤油大さじ2、酒大さじ2、だし汁適量。作り方:かぼちゃは食べやすい大きさにカットして面取りします。鍋に入れてだし汁をかぼちゃがひたひたになるくらい入れます。甘酒、醤油、酒を加えて中火で水分が少なくなるまで煮ます。

「さばの甘酒味噌煮」材料:さば4切れ、甘酒大さじ4、醤油小さじ1、味噌大さじ1、酒大さじ2、水200cc、生姜1片。作り方:甘酒、醤油、酒はよく混ぜておきます。さばはザルにのせて熱湯をかけておきます。こうして臭みを取っておくのが美味しいさばの味噌煮を作るポイントです。フライパンによく混ぜた調味料、薄切りにした生姜、水を入れてひと煮立ちさせたら、さばを入れます。このとき、皮を上にします。アルミホイルでフタをし、中火で約5分。アルミホイルを取り、味噌を溶かして、煮汁を時々かけながら5分ほど加熱したらできあがりです。

「豚の甘酒生姜焼き」材料:豚肉200g、甘酒大さじ1、醤油大さじ1、生姜1片。作り方:生姜は皮付きのまますりおろします。豚肉に甘酒、醤油、すりおろし生姜をまぶしておきます。油をひいたフライパンを中火で熱し、豚肉を焼きます。軽く焦げ目がついたら完成です。千切りキャベツなどを添えていただきましょう。