腸活のサポートができる腸マッサージをご存知ですか?方法をご紹介します

腸マッサージを取り入れてみませんか?

腸活のために、日々の生活習慣を気を付けている方は多いと思います。生活習慣の改善にプラスして「もっと直接的なことがしたい」という方におすすめなのが、腸をお腹の上から刺激する腸マッサージです。腸を優しくもみほぐすようにして柔らかくする腸マッサージは、便秘気味な方や下痢気味な方、ストレスを感じている方に是非取り入れていただきたいと思います。

腸マッサージを取り入れると腸内環境が整うので、今行っている腸活のサポートをすることができます。続けていくうちに腸の状態が手に取るように分かるようになるので、「少し便秘気味だから野菜をもっと食べよう」「疲れがたまっているからバスタイムをゆっくり楽しもう」というように腸活に生かすことができるようになります。

 

普段用と便秘が気になる時用の腸マッサージをご紹介

普段から取り入れたい基本となる腸マッサージは、仰向けになって行います。緊張せず、体の力を抜いたリラックスした気持ちで臨みましょう。

まず、手の平を下にして両手をお腹の上に重ねて置きます。次に、時計回りにグルグルとお腹をさすっていきましょう。力を入れすぎると腸に負担をかけてしまうので、優しくさする程度でかまいません。20回もさすればお腹がぽかぽかと温まってくるのを感じられます。

寝付きが悪くて「早く寝ないと明日に差し障りがあるのに」といらだってしまう就寝前や、起きなくてはらない時間が迫っているのに目が覚めなくてぼんやりしてしまう起床後すぐなど、リラックスしたい時に行うのがおすすめです。

便秘が気になる時に基本となる腸マッサージと合わせて取り入れたいのが、S状結腸を刺激するものです。S状結腸は左の腰骨の下辺りにあります。排便前に便が溜まる部分なので、どうしても詰まりやすくなっています。

手の平を下にして重ねた両手を当て、軽く押しながら下に向かってすべらせていきましょう。右と比べると、やや固いと感じられるのではないでしょうか。この固さこそが便の詰まりで、便秘気味であればあるほどより固くなっています。S状結腸へのマッサージを10回行うと詰まった便が移動しやすくなり、便秘解消効果が高まります。

 

ストレスを緩和するバスタイムでの腸マッサージとは

人間関係などのストレスに悩まされている方は、とても多いことと思います。没頭して楽しめる趣味があれば気分転換も可能ですが、毎日疲れ果てていて趣味どころではないという方もいるのではないでしょうか。そんな方におすすめなのが、バスタイムを活用した腸マッサージです。浴槽に浸かって体を温めながら行うので、高いリラックス効果が期待できます。

バスタイムでの腸マッサージは、浴槽に浸かったまま手の平を下にして横腹に両手を当てて行います。息を吐きながら、親指を除く4本の指でゆっくりと横腹を押していきましょう。この時に力を込める方向は垂直方向ではなく、腰骨に向かって押し込むようにするのがポイントです。10秒かけてゆっくりと押しますが、気持ちいいと感じる強さでとどめておきましょう。