時間がない朝でも腸活を意識できる
腸活は良いというのがわかっていても、毎日続けるのはなかなか大変なことです。最初は「やるぞ!」と意気込んでいたけれど、毎日食事を準備するのが面倒になった、同じものばかり食べていて飽きてきた、思うような効果が見られない…などといった理由から、途中で止めてしまう人も多いです。特に、時間のない朝に腸活を意識したご飯を考えるのは嫌だという声は多いですが、腸活の食事はそんなに手間をかけるものはありません。ズボラさんでも簡単に準備できますので、ぜひ実践してみてください。
腸活に大事なものは、発酵食品です。納豆やキムチ、チーズ、味噌、ヨーグルトなど、結構あります。朝にごはんを食べる人は、納豆にキムチを乗せれば、それで1品完成します。冷蔵庫に常に納豆とキムチを用意しておけば、すぐに食べられます。それに、豆腐とわかめの味噌汁、ごはん、焼き魚があれば、立派な朝ごはんになります。さらに、食後にヨーグルト(りんごやバナナとともに)を食べれば、立派な腸活メニューになります。
水の飲み方も一工夫
起き抜けに水を1杯飲むと、便秘解消になるという話は前からあります。腸活をするなら実行して欲しい事柄なのですが、朝にコップ1杯の水を飲むというのはなかなか辛いという声もあります。ゆっくり飲むと良いと言われますが、何も味のない水をゆっくり飲むというのも味気ないものです。
ズボラさんにおすすめなのは、水を一気飲みすることです。一気に水を体に入れると、夜中に活動休止していた腸が動き出すのがわかります。ただし、この時は常温の水を飲むようにしましょう。冷たい水の方がおいしそうですが、急に冷たい水を飲むと、お腹がゆるくなる可能性があるので避けてください。
ながら運動で腸活
ズボラさんは、運動するのも面倒だと続かないものです。ここでおすすめするのが、ながらストレッチです。どこでもできるものなので、やらなければいけないとプレッシャーを感じることがなく、おすすめです。そのストレッチとは、腰を回すストレッチと体の側面を伸ばすストレッチです。
腰回しは、腰に手を当てて左右に回したり、ひねったりするものです。テレビを観ながらとか、夜寝る前などにやってみてください。
体の側面を伸ばすストレッチは、手を上げて体の側面を左右交互に伸ばします。息を吐きながら伸ばすようにしましょう。いつやっても良いストレッチなので、思い立った時にやってみましょう。
1日何回、何セットしなければならないとか、食後〇分後にしなければならないというようなものだとなかなか続きませんが、いつでも自分の都合の良い時に、何か他のことをしながらできるというものだと、気楽なので意外と続くものです。
腸活をしなければ、ということがストレスになると腸内環境の改善にはなりませんので、自分のペースで楽に行うことが大切です。食事についても、あるもので簡単に済ますようにすれば、それほどストレスになりません。